段階希釈の調製計算ツール

各段の濃度と、移す原液・加える希釈液の量を求めます。初期濃度・希釈倍率・段数を入れると、各段の濃度が自動で出ます。1本あたりの全量も入れると、移す量と加える希釈液の量まで出ます。

入れると、移す量と加える希釈液の量も計算します。

希釈倍率は1より大きくしてください。段数は12まで計算できます。入力しながら結果が更新されます。

表の希釈倍率は段ごとに変えられます。どれか1つでも変えると、上の欄が「カスタム」に切り替わります。

使い方ガイド

  1. 初期濃度・希釈倍率・段数を入れます。10倍希釈を5段なら、倍率 10・段数 5 です。
  2. 1本あたりの全量は任意です。空欄なら各段の濃度が出ます。入れると、移す量と加える希釈液の量も計算されます。
  3. 希釈倍率の列のセルを書き換えると、その段だけ倍率を変えられます。どれか1つでも変えると、上の欄が「カスタム」に切り替わります。
  4. [全段で同じ倍率にする]で戻せます。空欄のセルは、上の共通の倍率に従います。
  5. 入力しながら結果が更新されます。計算ボタンはありません。

計算式と注意点

段階希釈は、同じ小さな希釈を繰り返すことで広い濃度域に届く方法です。一度に1万倍にしようとすると、正確にピペットできないほど小さな量を移すことになります。10倍を4段なら、毎回扱える量のまま同じところに着きます。

各段で、前の濃度を倍率で割ります。

n 段目の濃度
Cₙ = C₀ ÷ (倍率)ⁿ

段ごとに倍率が違う場合は、そこまでの倍率の積で割ります。

倍率が段ごとに違う場合
Cₙ = C₀ ÷ (f₁ × f₂ × … × fₙ)

1本あたりの全量 V を決めると、移す量と希釈液の量がそこから決まります。

移す量
V ÷ 倍率
希釈液
V − (V ÷ 倍率)

1 mL に10倍希釈するなら、前の管から 100 μL を移し、希釈液を 900 μL 加えます。

注意点

  • 段ごとにしっかり混ぜてください。混ざっていない管をそのまま次に送ると、その誤差が以降のすべての段に入ります。段階希釈の誤差は掛け算で効くため、早い段の誤差ほど高くつきます。
  • 段ごとにチップを換えてください。チップの外側に付いた濃い溶液は、以降の濃度を計算値より高くします。
  • 移す量が 1 μL を下回るあたりからは、倍率を小さくして段数を増やすほうが正確です。5倍を7段のほうが、10倍を5段より扱いやすいことがよくあります。
  • 表の液量は、各管を指定した全量に合わせるものです。最後の管からそれ以上必要なときは、全量を大きく設定してください。どの管も、次に移した分だけ減ります。
  • 吸着しやすい物質 — 一部のタンパク質やオリゴヌクレオチド — は、薄い側で計算値より低く出ることがあります。低吸着チューブやキャリアーの使用をご検討ください。

よくある質問

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