使い方ガイド
- 手元の温度を入れます。
- その値がどの目盛りかを選びます。セルシウス温度・カ氏温度・ケルビンのいずれかです。
- 残りの二つが下に出ます。それぞれにコピーボタンが付きます。入力欄が空のあいだは何も表示しません。
💡 指数は e で入力できます。たとえば 1.5×10⁻⁵ は 1.5e-5 と入力します。
計算式と注意点
目盛りは三つですが、難しいのは「ゼロがどこか」と「1度の大きさ」が互いに違う、その一点だけです。ケルビンは絶対零度から始まります。セルシウス温度はそこから 273.15 K 上で始まり、目盛りの幅は同じです。カ氏温度はさらに下から始まり、目盛りの幅は9分の5です。
このツールがしているのは、次の三つの関係を必要な向きに当てはめることだけです。
- セルシウス温度とケルビン
- T/K = t/°C + 273.15
- カ氏温度とセルシウス温度
- t/°C = (t/°F − 32) × 5/9
- カ氏温度とケルビン
- T/K = (t/°F + 459.67) × 5/9
覚えておくとよい基準点
| °C | °F | K | |
|---|---|---|---|
| 絶対零度 | −273.15 | −459.67 | 0 |
| 二つの目盛りが一致する点 | −40 | −40 | 233.15 |
| 水の凝固点、1 atm | 0 | 32 | 273.15 |
| ヒトの体温 | 37 | 98.6 | 310.15 |
| 水の沸点、1 atm | 100 | 212 | 373.15 |
−40 は、セルシウス温度とカ氏温度が同じ数になる唯一の点で、検算に使えます。手で換算した結果がこの点を再現できないなら、どこかで計算を誤っています。
注意点
- 273.15 は測定値ではなく定義値です。JIS Z 8000-5:2014(ISO 80000-5)5-2 が、セルシウス温度を t = T − T₀、T₀ = 273.15 K と正確に定め、T₀ は水の三重点よりちょうど 0.01 K 低いと付け加えています。2019年の SI 改定でケルビン自体はボルツマン定数で固定され、273.15 はセルシウス温度の定義として残りました。
- 温度と温度差は換算のしかたが違います。このページは温度を換算するので定数項を足します。差を換算するときは、その定数項を外してください。1 °C の変化は 1 K であり、1.8 °F です。
- 単位はケルビン、記号は K です。度(°)の記号は付けません。
- 絶対零度より低い値には答えを出さず、断ります。−300 °C は「とても冷たい温度」ではなく、温度ではありません。
- 水が 0 °C で凍り 100 °C で沸くのは、この目盛りが生まれた歴史的な出発点です。いまはどちらも定義ではありません。実際に測るとその丸い数に非常に近く出る測定値であり、沸点はそもそも圧力で変わります。
よくある質問
絶対零度より 26.85 K 下で、そこには何もないからです。絶対零度は 0 K、−273.15 °C、−459.67 °F です。この値を黙って −26.85 K に換算するツールは、温度でないものを計算していることになります。
そのとおりです。二つの目盛りは幅が同じなので、差はどちらでも同じ数になります。ただし 50 °F ではありません。10 °C の差は 18 °F の差です。カ氏の1度が9分の5の大きさだからです。このページは温度を換算するので、差には付けてはいけない +32 を付けます。
300 K です。1967年に単位の名称が「度ケルビン」から「ケルビン」に変わったときに、度(°)の記号が外れました。記号 K はケルビン卿の名にちなむので大文字のままです。
98.6 は 37 をそのまま換算した値で、そこが問題です。37 は1度ほどの粗さをもつ丸い数なのに、換算すると 0.1 度まで確からしく見える数になります。その細かさは計算が作り出したもので、体温計が測ったものではありません。
規格が 5/9 と書いており、その値が正確だからです。0.5556 は2万分の1ほど小さく、室温では見えませんが、炉の温度まで上がると 0.1 度に達します。このツールは分数のまま計算します。
ここではできません。変化の速さは差からできているので、差の規則に従います。毎分 °F にするには 9/5 を掛け、毎分 K はそのままです。このページに入れると 32 が足されてしまいます。