使い方ガイド
- 分かっているほう — %(w/v) 濃度かモル濃度 (M) — を入れます。
- 分子量 (g/mol) を入れます。2つの単位をつなぐのがこれで、必ず必要です。
- もう一方が計算されます。どちらの向きにも換算できます。
💡 指数は e で入力できます。たとえば 1.5×10⁻⁵ は 1.5e-5 と入力します。
計算式と注意点
%(w/v) は、溶液 100 mL に溶質が何グラム入っているかです。5%(w/v) は 100 mL に 5 g、つまり1 L に 50 g です。
モル濃度 (M) は、溶液1 L に含まれる物質量です。
2つを橋渡しするのが分子量です。グラムをモルに変えるには、分子量で割るからです。
- 1 L あたりの質量
- %(w/v) × 10
- モル濃度
- M = (%(w/v) × 10) ÷ MW
逆向きは同じ式を移項しただけです。
- パーセント濃度
- %(w/v) = M × MW ÷ 10
× 10 があるのは、%(w/v) が 100 mL あたり、モル濃度が1 L あたりだからです。100 mL あたりのグラム数は、1 L では10倍のグラム数になります。
注意点
- %(w/v) と %(w/w) は別のものです。この換算ツールが扱うのは体積を基準にした %(w/v) です。%(w/w) は質量を基準としており、換算には密度が必要で、この計算ツールの範囲外です。試薬のラベルがどちらの意味かを確かめてください。
- %(v/v) はさらに別です。70% エタノールのように液体を液体に混ぜたものは体積が基準で、この式は当てはまりません。
- 水和物の場合は、結晶水を含んだ分子量を使ってください。どちらの値を使うかで答えが大きく変わります。
- 濃塩酸や濃アルカリは、たいてい %(w/w) と密度で表示されています。その数値をそのまま入れると誤った答えになります。
- 求めたモル濃度をそのまま希釈に使うには、希釈計算ツールまたは試薬調製の計算ツールをお使いください。
よくある質問
%(w/v) は溶液 100 mL あたりの溶質のグラム数、%(w/w) は溶液 100 g あたりのグラム数です。密度が1に近い薄い水溶液では2つは近くなりますが、濃い溶液や有機溶媒では大きく食い違います。この換算ツールが扱うのは %(w/v) です。
%(w/v) は質量を、モル濃度は物質量を数えているため、つなぐには何グラムで1モルになるかを知る必要があります。それが分子量です。
そのままではできません。70% エタノールはふつう体積基準の %(v/v) で、この式は当てはまりません。まずエタノールの密度を使って質量に直す必要があります。
ボトルのパーセントはたいてい %(w/w) で、密度が併記されています。密度から1 L の質量を出し、%(w/w) を掛けて溶質の質量を求め、それを分子量で割ります。この換算ツールだけではできません。
mg/mL は %(w/v) の10倍です。1%(w/v) = 10 mg/mL です。先にパーセントに直して入れてください。
使えます。ここで求めたモル濃度を希釈計算ツールの C1 に入れて続けてください。