外れ値検定

繰り返し測定した値のうち最も極端なものを検定し、統計量・棄却限界値・p 値を確認します。極端な値を 1 つ、Grubbs または Dixon の Q で検定します。

1 行に 1 つ、または表計算ソフトの 1 列を貼り付けてください。

方向を問わず、平均から最も離れた値を検定します。

これほど極端な値が偶然だけで引っかかる割合です。

この検定が使う式

検定統計量
検定統計量 — Grubbs — 両端G=max |xi|s
棄却限界値
棄却限界値 — Grubbs — 両端Gcrit=(n − 1)n·t2α/2n, n−2n − 2 + t2α/2n, n−2

x̄ は平均、s は標本標準偏差 (n−1) です。t は自由度 n−2 の t 分布で上側確率が α/2n となる値です。

使い方ガイド

  1. どの検定をどの有意水準で使うかを決め、試験計画書に記載してください — 数値を見る「前」に。
  2. 繰り返し測定した値を 1 行に 1 つずつ貼り付けます。
  3. 検定を選びます。Grubbs は個数の制限がなく、Dixon の Q は 3〜10 個向けです。
  4. 検定統計量を棄却限界値と比べます。p 値がある場合は、その統計量がどれほど珍しいかを示します。

💡 指数は e で入力できます。たとえば 1.5×10⁻⁵ は 1.5e-5 と入力します。

式と注意点

どちらの検定も、極端な値 1 つを残りのばらつきと比べるもので、残りがおおよそ正規分布であることを前提とします。

Grubbs

平均から標準偏差いくつ分離れているかです。棄却限界値が t 分布から得られるため、印刷された表を読む代わりに、どの個数・どの有意水準でも厳密です。

両側
G = max|xi − x̄| / s
最小
G = (x̄ − xmin) / s
最大
G = (xmax − x̄) / s

Dixon の Q

疑わしい値とその隣との隙間を、全範囲で割ります。棄却限界値を公表された表から読むため、個数に制限があり p 値がありません。

Q = 隙間 / 範囲

注意点

  • 検定の結果は、データを削除してよいという許可ではありません。除外の規則は実験の「前」に決め、一度だけ適用し、どちらであっても何をしたかを報告してください。
  • 外れ値そのものが発見であることは少なくありません。汚染したウェルと本物の効果は同じ形の数値を生み、どちらであったかは実験台だけが知っています。
  • どちらの検定も「疑わしい値 1 つ」のためのものです。同じデータに繰り返し適用したり、1 つ除いてから再び検定したりすると、実際の誤り率は選んだ有意水準よりはるかに大きくなります。
  • どちらも残りがおおよそ正規分布であることを前提とします。大きく偏ったデータでは、異常な値ではなく単に裾を拾います。

よくある質問

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