抗生物質ストック希釈の計算ツール

抗生物質9種の標準的なストック濃度と使用濃度を備え、培地が何本でも加える量を求めます。抗生物質を選ぶと、標準的なストック濃度と使用濃度が入ります。培地の量はまとめて入れられます。

標準は 水 に溶かした 100 mg/mL のストックで、培地では 100 μg/mL で使います。どちらの値も書き換えられます。

カンマ・空白・改行のいずれでも区切れます。表計算ソフトから1列をそのまま貼り付けてもかまいません。

使い方ガイド

  1. 抗生物質を選びます。標準的なストック濃度と使用濃度、そして溶かす溶媒が入ります。
  2. お手元のストックが標準と違う場合は、濃度を書き換えてください。書き換えると、名前が「自分で入力」に切り替わります。
  3. 培地の量を入れます。カンマや改行で区切ってまとめて入れると、それぞれ1行ずつ答えが出ます。
  4. 表示された量のストックを培地に加えて混ぜます。プレートの場合は、寒天培地が 60°C 前後まで冷めるのを待ってください。

計算式と注意点

希釈そのものは C₁V₁ = C₂V₂ の1行です。これが独立したページになっているのは、その周りにある2つのため — 毎回調べることになる抗生物質ごとの濃度と、培地を何本もまとめて計算できることです。

計算

単位を mg/mL と μg/mL に固定すると、1 mg/mL = 1 μg/μL なので換算が消えます。

加える量 (μL)
使用濃度 (μg/mL) × 培地 (mL) ÷ ストック濃度 (mg/mL)
希釈倍率
ストック濃度 (mg/mL) × 1000 ÷ 使用濃度 (μg/mL)

注意点

  • ここの標準値は大腸菌の選択用です。菌株・プラスミドのコピー数・培地によって変わるため、ご自分のプロトコルがあればそちらに従ってください。
  • アンピシリンは、プレートでもストックでも早く分解します。かわりにカルベニシリンがよく使われます。より安定でサテライトコロニーが出にくい反面、値段は高くなります。
  • クロラムフェニコールはエタノール、クメルマイシンは DMSO に溶かし、ほかは水です。溶媒を含むストックは、入れすぎると培養に影響することがあります。ストックを 1000× 前後に濃く保ってごく少量だけ加えるのは、そのためでもあります。
  • この計算ツールが扱うのは濃度と量の計算です。どの抗生物質をどれだけ使うかは実験設計の問題で、ここの標準値は出発点です。

よくある質問

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